結婚相談所の独身証明書は本籍地で取る。期限・代理・ほかの必要書類

公開日: 2026-10-12 / 契約・休会・退会

この記事のポイント

  • 独身証明書は本籍地の市区町村に請求する。代理人の可否や郵送・オンラインの扱いは自治体ごとに違う
  • P!っと縁結びとnaco-doのFAQは、3か月以内の独身証明書を求めている
  • 戸籍抄本で代えられるとの記載は、確認した相談所のFAQに無い。入会先に聞く

独身証明書は、住んでいる場所ではなく本籍地の市区町村に請求します。代理人や郵送・オンラインの可否は自治体ごとに違い、期限は相談所が決めています(P!っと縁結びとnaco-doのFAQは3か月以内)。

独身証明書に書かれること

江東区の案内によると、独身証明書には「氏名」「生年月日」「本籍地」が書かれ、民法732条(重婚の禁止)の規定に抵触しないことを証明します。

横浜市は、請求者本人が独身であることを示すために「国内の結婚情報サービス・結婚相談業者に提出する証明書」と説明しています。結婚相談所に出すことを前提にした書類です。

相談所の側では、P!っと縁結びがFAQで「安心して活動を行っていただけるよう」入会時に提出を求めると書いています。離婚が成立していない段階では入会できない、とも書かれています。

請求先は本籍地の市区町村

P!っと縁結びのFAQは、独身証明書の発行元を「本籍地のある地方自治体」(区役所・市役所・役場)としています。神戸市も、本籍が市外の人は本籍地の自治体へ請求するよう案内しています。

住んでいる場所ではなく、戸籍のある場所が基準です。

本籍地以外の窓口で受け付ける区もある

  • 江東区・板橋区の案内には、本籍がその区にない人の窓口請求の欄がある
  • その場合は顔写真付きの公的な本人確認書類が要る(江東区は平日8時半〜15時の受付)
  • 住んでいる区市町村で取れるかは、その自治体の案内で確かめる

窓口・郵送・オンライン。自治体ごとに違う点

4つの自治体の案内を、2026年10月12日に読み比べました。手数料は同じでも、代理人と郵送の扱いが違います。

自治体 請求できる人 窓口以外の請求 手数料
江東区 本人のみ 郵送(本籍が江東区の人だけ) 1通300円
横浜市 本籍が横浜市の人。代理人は委任状が必要 郵送(届くまで通常2週間程度)、マイナンバーカードでオンライン 1通300円
神戸市 本人のみ(代理人不可) 郵送、マイナンバーカードの署名用電子証明書で電子申請 1通300円
板橋区 本人のみ(委任状による代理不可) 本籍が板橋区なら郵送・オンライン(届くまで1週間から10日ほど) 1通300円

この4つ以外の自治体の手数料や様式は確かめていません。本籍地の自治体の「独身証明書」のページを読んでください。

請求書に書くことと、持っていくもの

江東区の案内では、請求するときに次の4つを明らかにします。

  • 本籍と筆頭者
  • 独身証明書を使う人(請求者)の氏名・住所・筆頭者との続柄
  • 窓口に来る人の氏名・住所
  • 提出先(例として「結婚相談所に提出」)

窓口では官公署発行の写真付き身分証明書(マイナンバーカード、運転免許証など)を見せます。江東区の案内は、健康保険証は令和7年(2025年)12月2日以降、本人確認書類に使えないとしています。

くわしく:郵送で請求するときに同封するもの(江東区・横浜市)

江東区(本籍が江東区の人だけ)は、次の4点を封筒に入れて送ります。

同封するもの 江東区の案内
請求書 便せん、または区の「戸籍証明書等請求書(郵送用)」。本籍と筆頭者、請求者の氏名・住所・生年月日、提出先、通数、日中の電話番号を書く
返信用封筒 切手を貼り、請求者の住所・氏名を書く
手数料 1通300円を定額小為替で
本人確認資料の写し マイナンバーカード、運転免許証、健康保険の資格確認書、年金手帳など

横浜市は、請求書を「結婚情報サービス・結婚相談業者から入手」するよう案内しています。入手できない場合は区役所や市の電子申請サービスの様式を使います。本人確認書類の写しは住所が載っているものに限り、パスポートは使えません。

何か月以内のものが要るか

期限を決めているのは相談所です。P!っと縁結びは住民票と独身証明書を「3ヶ月以内の原本」、naco-doは独身証明書を「取得日から3ヶ月以内」としています。確認した4自治体の案内には、独身証明書の有効期限の記載はありませんでした。

郵送で取ると、届くまでに横浜市で通常2週間程度、板橋区で1週間から10日ほどかかります。入会する相談所と提出の時期が決まってから請求すれば、期限のうちに出しやすくなります。

  1. 相談所に書類一覧と期限を聞く確認した2社は3か月以内
  2. 本籍と筆頭者を確かめる請求先は本籍地の市区町村
  3. 本籍地の自治体の案内を読む代理人・郵送・オンラインの扱いが違う
  4. 提出先を書いて請求する確認した4自治体は1通300円
  5. 期限のうちに相談所へ出す原本か、原本の画像かは相談所の指定に従う
独身証明書を相談所に出すまでの順番出典: 江東区・横浜市・神戸市・板橋区の独身証明書の案内、P!っと縁結び・naco-doのよくある質問(確認日:2026年10月12日)

コピーや戸籍抄本で代えられるか

P!っと縁結びは「原本」の提出を求めています。naco-doは「原本をスマートフォンで撮影」して画像をアップロードする方式で、郵送は要らないと書いています。出し方は違っても、どちらも手元に原本が要ります。

戸籍抄本(戸籍個人事項証明書)は、独身証明書とは別の証明書です。江東区の手数料表では、戸籍抄本が450円、独身証明書が300円と分かれています。P!っと縁結びとnaco-doのFAQには、戸籍抄本で代えられるとの記載は見つかりませんでした。

法務局のページには「婚姻要件具備証明書(独身証明書)」という書類も出てきます。東京法務局の説明では、日本人が外国の方式で婚姻するときに使うもので、相手の氏名・国籍などを書いて請求します。本籍地の市区町村のほか法務局でも請求でき、東京法務局では本人が出向いて請求します(代理・郵送は不可)。結婚相談所に出す独身証明書とは使い道が違います。

独身証明書

  • 本籍地の市区町村が発行
  • 氏名・生年月日・本籍地が載る
  • 結婚相談業者への提出用(横浜市の説明)

戸籍抄本

  • 戸籍個人事項証明書
  • 独身証明書とは別の証明書
  • 代えられるかは入会先に聞く

婚姻要件具備証明書

  • 外国の方式で婚姻するときに使う
  • 相手の氏名・国籍などを書いて請求
  • 法務局では本人が出向いて請求
名前が似ている3つの書類出典: 江東区・横浜市の独身証明書の案内、江東区「戸籍に関する証明の取扱い窓口と種類について」、東京法務局「婚姻要件具備証明書(独身証明書)の交付請求について」(確認日:2026年10月12日)

独身証明書のほかに求められる書類

P!っと縁結びのFAQは、入会基準を満たしたうえで次の書類を出せる人を対象にしています。

書類 FAQの記載
住民票 3ヶ月以内の原本
独身証明書 3ヶ月以内の原本
最終学歴証明書 短大卒以上。卒業証書のコピーでも可
収入証明書 源泉徴収票・確定申告書のコピー
本人確認書類 運転免許証、パスポート等写真が付いているもの
プロフィール写真 1枚以上。3ヶ月以内に撮影したカラー写真
国家資格証明書 医師・弁護士・その他の国家資格を持っている人

ほかの2社は、FAQの書き方が違います。

  • naco-doのFAQは「必須書類」「提出書類」に触れていますが、書類の一覧は載っていません。入会後に頼める書類の代行取得(FAQでは手数料・定額小為替も含めて無料。依頼から10日前後で自宅に郵送)の案内があります。
  • リトマリのFAQが挙げる必要書類は本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、日本発行のパスポートのいずれか)で、あわせて独身誓約への同意を求めています。独身証明書という語は、このFAQには出てきません。

書類の種類は相談所ごとに違うため、無料相談の段階で一覧をもらうと準備の順番を決めやすくなります。聞くことは無料相談の質問票と場面ごとの質問に書き足せます。契約書面との照合は契約前の8項目で扱っています。

出典(いずれも2026年10月12日に確認): 江東区「独身証明書」(更新日2025年11月19日)、江東区「戸籍に関する証明の取扱い窓口と種類について」、横浜市「独身証明書を窓口で請求する」・「独身証明書を郵送請求する」、神戸市「独身証明書」、板橋区「独身証明書の請求」、東京法務局「婚姻要件具備証明書(独身証明書)の交付請求について」、P!っと縁結び「よくあるご質問」、naco-do「よくある質問」、リトマリ「よくある質問」。運営者は結婚相談所の入会手続きをしたことがなく、この記事は公開ページの記載をまとめたものです。

  1. 入会を考えている相談所に、必要書類の一覧・期限・提出方法を聞く
  2. 自分の本籍と筆頭者を確かめる
  3. 本籍地の自治体の案内で、窓口・郵送・オンラインのどれで請求できるかを読む
  4. 提出先(結婚相談所)を書き、本人確認書類を添えて請求する
  5. 相談所が決めた期限のうちに提出する